noirのブログ

政治問題からペットまで、日々の出来事

宣伝担当相はいるのかな?

 ウクライナ戦争を見ていると、ウクライナ側の情報・宣伝が極めてうまくいっているように感ずる。
SNSなどを駆使して、世界中の多くの人々が見られる真実をいち早く提供している。
ロシアがいかにフェイクニュースを流しても、あっという間に、覆される。
ウクライナの善戦は、情報・宣伝戦の優越がもたらした、といっても過言ではない。
 翻って、我が国の体制はどうなっているのだろう?
いざというときに、正しい情報を、速やかに、世界中の人々に、わかりやすく提供する体制は整っているのだろうか?
最近、国際化という声をよく聞くが、そういうことが、本当の国際化なんだろうね。小学2~3年生くらいから英語を勉強することだけで満足しているようじゃ、前途明るくないねえ。
 そういえば、昔、ある地理学の先生が「日本の地理教育は間違っている」と言っていた。〇〇では鉄鉱石が採れ、▲▲ではボーキサイトが採れる。とか、▽▽国では小麦がたくさん獲れて日本に輸入されている。などということばかり学んでいる。しかし、近隣の国々で、どんな言葉を話し、どんなものを食べ、どんな生活をしているか、などは、あまり学ばない。重化学工業国の企業戦士として必要な知識偏重の地理教育は、どこかで改めるべきだ、というのだ。
 あれから40年以上が経った。日本の地理教育は、改善されたのだろうか?

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