テレビで放映された映画「糸」を録画して観た。
菅田将暉と小松菜奈が主人公で、人生の巡りあわせの機微を描いた内容。
菅田将暉は評判通りのいい役者だなあ。
　それにも増して、小松菜奈はいい役者だ。
幼い表情を出したかと思えば、妖艶な女性を醸し出したり、鋭い目付きをしたり、表情が実に豊かだ。
一番面白かったのは、シンガポールの屋台街で、かつ丼を食うシーンだ。
「まずい」と言いながら、ガツガツと大口で食う。かわいい女性に不似合いなほど迫力があった。そのほかにも１か所、物を豪快に食べるシーンがとてもよかった。
　この女優は、将来、大女優になりそうな予感をさせる若手の代表格だなあ。