日曜日のテレビで、松本人志さんがゼレンスキー（ウクライナ）大統領のアメリカ向け演説の中に、ロシアの攻撃を真珠湾の攻撃にたとえた部分があったが、あれはおかしい、とクレームをつけていた。
ロシアは無差別攻撃して多くの民間人を殺傷しているが、真珠湾は違う、と言っていた。
　その通り。真珠湾は、日曜日の朝７時頃に軍事施設のみを爆撃したのだ。日曜日だから軍事施設にあまり人もいなくて、人的損害は少なかった。
　ついでに言うと、日本が奇襲攻撃したといわれているが、確かに、日本大使館から文書を手渡すのが遅れて宣戦布告前に攻撃するという失態を演じてしまったが、アメリカは日本の攻撃を全く知らなかったかというと、そうではない。
　ルーズベルト大統領以下主要な人たちはとっくに知っていた。しかし、その情報をハワイの現地指揮官などには知らせず、日本を悪者にし、米軍に被害が出ることを甘んじて受容したのだ。
　そうしてアメリカ人を戦争へと駆り立てていったのだ。
誠にうまい・ズルイやり方だ。
　今回のウクライナ戦争においても、アメリカはまだ手出しをしていないが、世界中の反ロシアの雰囲気を十分に醸成してから、オットリ刀で出ていくのだろうなあ。