昨日、新幹線小田原駅付近で、焼身自殺を図った輩がいて、死者・負傷者が出る事態になった。
世間では、少ない情報にイライラがつのったせいか、「もっとセキュリティを厳重に」などという声が出始めた。
　しかし、そもそも新幹線とは何か？
速い。時間が正確。それだけではない。
さらに、（短時間に）沢山の本数が出ている。
そして、乗車手続きが簡単。だから、出発３０秒前に行っても乗れる。
そこが飛行機などと違って、極めて優れたところだ。
それを、この際、手荷物検査をやれ、とか、ボディチェックしろ、とか言うのは、お門違いだ。
　それはまるで、「包丁で人を刺す奴がいるから、包丁の先をすべて丸くしろ」というに等しい。
こんなおかしな奴が続発するのならまだしも、たった１回の事件があったからといって、あつものに懲りてなますを吹いてはいけない。
　今のままの新幹線を、ぜひ維持・存続してもらいたい。