民主党よ、経験と歴史に学べ
民主党が一部維新の党と結びついて、今後は他の野党とも協力するかもしれないという。驚くことに、共産党とも手を組むような話も出ている。さすがに、そこまではいかないかもしれない。
数年前に何があったか?
「反自民」の旗の下に結集して、民主党政権を成立させ、日本の政治を混乱させた。
さらに遡れば、細川政権も反自民でまとまった政権だった。哀れな末路だった。
ポリシーの無い野合は、何も生み出さない。
一時の満足感と混乱を生むだけだ。
また、戦前まで思い起こすと、日独伊三国同盟も似たようなものだった。
「反共産主義」の旗の下に日本、ドイツ、イタリアが同盟を結んだ。しかし、後に、ドイツは勝手に共産主義のソ連と手を結んだ。
「敵の敵は味方だ」などと考えると、ろくなことにならない。
敵の敵が、本当に味方になりうるのか、よくよく考える必要がある。
経験と歴史に学ぶことは、極めて大切だ。