プロ野球はもともと下品なのだ!
プロ野球界で、試合に関して金を集めて配分したりするのはけしからん、という話になってきた。
賭博はいかん。ましてや、自らが勝ち負けに関与するのは、最もいけないことだ。
今回の賭博は、自分とは関係ない試合に小遣い銭を賭けて、負けたからもうやめた、という話だ。
最悪の事態になる前に離脱した格好だ。
これに懲りて、プロ野球界は、試合に関して、一切の金の動きを制止しようとしている。
そうなると、監督が、ポケット・マネーで、本日の殊勲打を打った選手にご褒美を与えるのもいけない、ということになる。
やりすぎだ。
もともと、プロ野球なんて、好きな野球を金に換えて、メシの種にしている「下品なもの」なのだ。
だから、金の出入りに関しても、あまりに締めすぎず、ほどほどにしておくのがいいのだ。
「羹(あつもの)に懲(こ)りて、膾(なます)を吹く」になってはいないか?